1-3 法と権利

情報社会が進んでいる中で私たちは様々な場面で
情報を活用することがあります。
その際に発生する法や権利。
これらについて知っておくことはこれからの情報社会の中で
必ず必要なものになっていくでしょう!

ここでは基本を少しばかり学んでいきまましょう。

発明やデザイン、産業技術、商標など知的創造活動によって作られたものは
知的財産となります。

それらを守る権利が

知的財産権

創作した時点で発生する
創作者を守るための権利です。
無方式主義が適用されています。
著作権は財産権と著作者人格権の2つがあります。

特許庁に申請すると与えられる権利です。
方式主義が適用されています。

長めにタップするとひっくり返るよ

特許権

出願から20年有効

発明に与えられる
新規性があることや従来よりも進歩していることが条件

実用新案権

出願から10年有効

物品の形や構造に関するアイデアを保護する

意匠権

出願から25年有効

物品の外観としてのデザインを保護する

商標権

出願から10年有効

商品名やブランド名などに与えられる。
何度でも更新が可能で権利を持ち続けることができる

これってどうなの?身近な著作権

①レポートを書くとき
引用:他の人の文章を用いることで、自分のレポートにより説得力を持たせることにつながります。

引用にはルールがあります。
  • 引用部分を明示する
  • 引用元を明示する
  • 自分の著作部分と引用部分の主従関係がしっかりしている
  • 引用をする必然性がある
  • 引用部分を改変しないこと
  • 自分の著作物の中に他の人の著作物を入れるため引用では主従関係があります。
    自分の内容が『主』それを引き立たせるための引用が『従』です。
    引用したところは印をつけて、引用元を記載することも忘れずに!
    ②SNSを使うとき
    ズバリアイコンです。 アイコン?と思ったそこのあなた、一度自身の利用しているSNSのアイコンがどんなものだったか思い出してみてください。 好きなキャラクターや芸能人、イラストを使っていませんか?

    個人的に利用しているだけと思うかもしれませんが、
    違法なのでやめましょう...
    キャラクターは書いた人に著作権が発生しており、芸能人の写真については撮影者に著作権、芸能人には肖像権などがあります。 自分の待ち受けにしたり、フォルダーに保存しておく分には私的複製なので問題ありませんが、LINEやインスタ、Xなどのアイコンにしてしまうと誰でも見られてしまうようになり、 公衆送信権侵害になってしまいます。

    みんなでやれば怖くないなんて思わないで〜