情報の物理的、空間的な位置に従って組織化する方法。
例)地図や施設案内
誰かにわかりやすく情報を伝えるためには、
情報を整理することと情報の見せ方が鍵を握ります。
位置や色を一つ変えるだけで、グッと印象が変わる。
社会にあるさまざまな情報を受け手に分かりやすく伝えるための方法。
スマホのアイコン、ピクトグラム、路線図、ゴミ箱の形などなど
生活のあらゆるところで情報デザインは適用されています。
・抽象化
大量の情報から利用者に必要な情報のみを取り出す方法。
例)地図やアイコン、ピクトグラムなど♪
・可視化
収集した情報は数値データや文字だけのデータだけのものが多いです。
そのデータを意味あるものとして伝えるためにはそのままではなく、グラフや表などの形に直した方が
効果的にまとめることです。
・構造化
要素同士の関係を分かりやすく整理することです。
学校のWEBサイトを例に考えてみましょう。学校についてというメニューの下に沿革/校長挨拶/理念のように階級化されています。
この方法の意図は利用者が探している情報を見つけやすくするためや物事の流れを伝える時に使います。
📍LACHT(ラッチ)
アメリカのリチャード・ソール・リッチマンが提唱した情報を分類・整理するための5つの方法のこと。
これから紹介する5つの単語の頭文字を並べたものになります。究極の5つの帽子掛けなんて呼ばれることもあります。
情報の物理的、空間的な位置に従って組織化する方法。
例)地図や施設案内
アルファベット順や五十音順など言語記号に基づいて情報を組織化する。
対象となる言葉の記号さえ分かれば、すぐに探すことができるため膨大な情報量を整理するとき使います。
例)電話帳、辞書、製品リストなど
時間軸に基づいて組織化する方法。
Xやインスタグラムなどは投稿が時系列順に並んでいるので、時間軸に基づいて
分類しているのではないでしょうか。
例)カレンダー、時刻表、番組表
情報が属するジャンルに基づいて組織化する方法。
レストランのメニューはメイン、デザート、ドリンクなどのカテゴリーに分かれていて
さらにメインの中にハンバーグやオムライスなどと分かれています。
例)メニュー、WEBサイトのカテゴリー
情報の重要度や程度の違いによって組織化する方法。
ネットで買い物をするとき、おすすめ順、評価の高い順、値段の安い順などと
並べ替えて商品の見比べができますよね。
例)ECサイト、検索エンジン